「死」を意識する子どもたち

うつ病にかかると絶望感でいっぱいになり　1度は、死を意識すると　いわれています。

ブログ　Twitter　LINEのﾀｲﾑﾗｲﾝで「死にたい」「私なんて　いなくなればいいのに」と時々　学校に行き渋るSさんは、愚痴を毎日　吐き出します。友達全員が、迷惑をしているのですが「リストカットしたい」「疲れた」「なえる」「学校　やめたい」とマイナスオーラ全開のつぶやきが　続きます。最初のうちは、相談に乗ってあげていましたが　夜中に　でんわをかけてくるSさんに　対し　周りは、面倒になって　今は、深くかかわっていないようです。ただ　Sさんは、常に　暗く　落ち込んでいるというより　好きなことや　興味のあることに対しての意欲は、失っておらず　新型うつの症状だと思います。

子どもが、双極性障害（そうきょくせいしょうがい）躁うつ病や　うつ病にかかると　病院では、常に「死」を意識する子に対して　自殺させない心配りを　指導されます。こどもが　自殺を　考えたり　自殺しないように　長い紐や　ロープ　ベルトを隠しておくように　いわれます。薬は、大量に　飲んでしまうことが　あるので　家族が管理するのが　安全です。無意識にベランダに出て行かないように　カギをかけておき　包丁も目に付くところに置かないようにしておきます。

うつ病は、回復したときが、1番　大事。うつ病のときは、激しく　落ち込んで　沈んでしまったときより　回復期が　1番危険です。自殺をほのめかす言動が　みられたら　すぐに　受診しましょう。「死んでしまいたい」「生きていくのが　辛い」「楽になりたい」「家出したい」「これ以上　たえられない」「消えてしまいたい」、「居場所がない」、「自分は何のために. 生きているのだろう」、「自分は誰からも必要とされていない」など　愚痴や　不平不満を　話してきたら　アドバイスしたり解決策は、不要です。「死ぬ気になれば　もっと頑張れる」もNG　です。

実際に　自殺未遂をした後も　要注意です。「周りの目が気になる」、「何となく気まずい」、「恥ずかしい」、「迷惑をかけたのでは」と　悩み　再び　自殺を図るケースも少なくありません。