不登校　が 長期化 もしかして 子どもの うつ病？

Cさんは、人一倍　努力家で　人に負けるのが大嫌い。テストの点数は、クラスで　1位2位。英語は、得意科目で　将来は、英語を生かした職業に　就きたい　と考えていました。

学級委員や球技大会の代表に　選ばれるなど　人望の厚い　頑張り屋さん。学級委員の仕事、生徒会の仕事、球技大会の雑用と　手を抜くことなく　頑張っていました。クラスのために　雑用も苦労をいとわないタイプでした。忙しい毎日を送る　Cさんに　母親は「充実した　学校生活を送れているようで　良かった」と思っていました。ところが　何日も　忙しい日々を送っていたCさんは、口数が　減っていきました。元気だけが　とりえだったCさんは、ぼんやりとすることが　多くなりました。人一倍　責任感が強い　Cさんは、すべての仕事を　そつなく　頑張らなければ　いけない・・と　気負い　バリバリと　頑張っていましたが　　思うように　クラスメートがまとまらず　困っていました。自分が　思うように　あれこれ　こなせない自分にもジレンマをかんじていました。

しだいに　体が　重くなり　ふらふらして　体が　いうことをいうことをきかなくなりました。朝　起き上がれない　Cさんを　母親は、病気と思い　内科に連れて行きました。すると　主治医は、精神科　思春期外来に行くように　すすめ紹介状を書いてくれました。精神科で診てもらうと「鬱病」と診断されました。休んでいる間　自分が　休むことで　クラスに迷惑をかけてしまう　と思うと　夜も　眠れなくなりました。病院で処方された　薬に　頼らないと　夜も　眠れない日々が　続きました。暗闇が怖くなり　電気を消して　眠れません・・

中学校の娘は、早くから　自立し小学1年生から　自分の部屋で　眠っていましたが　母親は、娘が　眠れない様子を見て　添い寝を始めました。中学生になっていましたが　母親が添い寝をしないと　何時間も眠れないのに　そばにいると　5分くらいで　眠るようになりました。

はじめは、10日ほど　休んで　学校に　登校するつもりでしたが　1ヶ月経っても　同じような状態で　3ヶ月　近く　休み続けました。3ヶ月経ったところで　もう大丈夫だろうと登校しましたが　また　眠れない夜が　始まりました。結局　1年以上　寝たり起きたりの生活を続けました。Cさんは、もう　120%全力で　頑張ろうとしません。自分で　80%　ガンばって　疲れたら休むようになってきました。完治は、していませんが　少しずつ　回復しています。