治療薬 治療方法

うつの診断と治療

子どもが うつかもしれないと 思ったら 心療内科やメンタルクリニックを受診します。お父さんか、お母さんが同席してください。いつぐらいから どのような症状が 始まったか 質問されます。最初の診察で「うつ状態」の診断が おりて 2週間程度 様子をみます。2週間たっても 


 

うつ病の 治療法

うつ病の治療は、医師の処方による薬物治療と 心理カウンセリング、休息をとり、環境を整える4つの柱が必要です。しかし 従来のうつ病では、治療効果があらわれやすいものの 新型うつ病は、治療効果が あらわれにくく すぐには、効果が出ません。

 

新型うつ の場合 症状が、うつ病より 軽いこともあり 考え方 ものごとの とらえ方 による問題が大きいため 医師やカウンセラーが 行う カウンセリングにより 回復への対策を考えていきます。


 

治療薬

うつ病の治療薬 抗うつ剤は、三環系 四環系 と 呼ばれる薬が 主流でしたが 2000年以降 SSRI や SNRI といった 新型の抗うつ薬が国内で 認可されました。SSRI や SNRI は、抗うつ剤の 副作用が 少なく不安や緊張を抑える 抗不安作用があるため 新型うつの場合、とくに効果的と考えられています。

 

しかし うつ病より軽い新型うつ病の場合、症状を 大げさに 訴える患者が多いため 医師は、少量の薬で 様子を見ながら 改善をはかっていくようです。患者は、副作用や効果を医師に伝えながら 薬の量 薬の種類をかえながら 治療していきます。

 


 

SSRI セロトニン再取り込み阻害薬

SSRI セロトニン再取り込み阻害薬(セロトニン 再吸収阻害薬)は、うつ症状、病気としての不安の改善を目指す薬です。副作用として、食欲不振や増加、体重増加または減少、性欲異常などがあげられます。

 

日本で承認済みのSSRIは、以下の4種類。

 

  • フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
  • パロキセチン(パキシル)
  • セルトラリン(ジェイゾロフト)
  • エスシタロプラム(レクサプロ)2011年4月に承認
 

SNRI

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 (セロトニン・ノルアドレナリン再吸収阻害薬)

 

日本国内で承認済みの薬は、以下の2種類。

 

  • ミルナシプラン(トレドミン)
  • デュロキセチン(サインバルタ[2])(日本国外では「シンバルタ」としても発売されている。)

 

2013年、日本の厚生労働省は、大うつ病性障害に対し、18歳未満に投与しても効果を確認できないとして小児への投与に慎重に検討するように 通達が出されました。SSRIはセロトニンに 働きかけ SNRIはノルアドレナリンに作用します。そのため SSRIに比べると「意欲」部分を喚起します。
改訂指示があった 薬は、以下の6種類

 

  1. SSRI → エスシタロプラムシュウ酸塩(販売名:レクサプロ錠、会社名:持田製薬)
  2. 塩酸セルトラリン(ジェイゾロフト錠、ファイザー)
  3. フルボキサミンマレイン酸(ルボックス錠、アボットジャパン/ デプロメール錠、Meiji Seika ファルマ)
  4. SNRI → デュロキセチン塩酸塩(サインバルタカプセル、塩野義製薬)
  5. ミルナシプラン塩酸塩(トレドミン錠、旭化成ファーマ)
  6. NaSSA → ミタルザピン(レメロン錠、MSD/ リフレックス錠、Meiji Seika ファルマ)

 

 

 

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