不登校 が 長期化 もしかして 子どもの うつ病?

 

したくに時間が かかるようになる・・

うつ病になるのは、大人だけでは ありません。風邪なら 咳をしたり 鼻が出たり 症状で分かり 薬を飲めば 回復します。しかし うつ病は、外見からは、分かりにくいため、朝 起きて 学校に行き渋る子供に 焦りから 子供を 追い詰めてしまう親が、多いのです。

 

親も まさか 自分の子供が「うつ」になるなんて 想像もつきません。そのため 不登校になったのは、子供自身に問題があると思いこみ「やる気がない」「なまけている」「だらだらしている」と 叱責してしまうのです。こどもなりに 無理をしたり ガンバロウとしていますが じょじょに 症状が 悪化し 着替えや支度に 時間がかかるようになります


 

眠れない

寝付きや寝起きが 悪くなります。熟睡できない・・ねむれない日々が 続きます。


 

ぼんやり だらだらしている 

うつは、心の風邪というように・・1度かかったら 一生 かからないわけでは ありません。落ち着いたり 再発したりを 繰り返します。表情が 暗くなるのが「うつ」のサインといわれていますが 実際には、判断しづらいものです。こどもが すぐ怒るようになった  イライラしている・・人を避けるようになった・・動きが にぶくなった 動きが のろくなった・・十分 眠っていないようだ・・不機嫌なことが多くなった・・これらの症状が見られたら 用

 

「ちゃんと 勉強しなきゃ」「ちゃんと ご飯 食べなきゃ」「ちゃんと 眠らなきゃ・・また 明日 起きれないわよ」「甘えてるじゃない?」「怠けてるんじゃない?」「ダメな子」最初から、子どもが 鬱病だと 分かっていたら こんな 言葉かけは、しません。しかし ほとんどの 親が 子どものことを 理解していません。


 

過保護 過干渉に気を付ける

過保護 過干渉になる 母親も 少なくありません。責任感が 強いタイプの母親は、子育てを1人で背負い うつ症状のこどもを なんとか しなければ!自分の力で回復させなければ!とプレッシャーを感じながら 「学校休む」「薬飲む?」「何か 食べたいものある?」「散歩してみる?」と 矢継ぎ早に 話しかけます。 父親が 多忙で 家庭を顧みない家庭では、母親が 1人で 父親役 母親役を背負っている家庭では よく見られる傾向です。

 

母親は、必死に 子どもに 話しかけ 心を 開こうとしますが 四六時中 あれこれ アドバイスをされては こどもは、負担に思います。

 

子供は、母親が干渉し過ぎると 見張られて監視されている気分になります。母親は、子どもに寄り添っているつもりですが 逆効果です。また 良かれ と思って アドバイスしますが 心配が 過ぎて 口うるさくなることもあります。とにかく アドバイスは、しないこと! アドバイスは、しなくても 相手(こども)の言いたいことは、うんうん と聞く姿勢は、大切です。


 

子供が うつ に なったら・・

  1. 話しを 聞く (アドバイスは しない)
  2. 子供の辛さを理解する
  3. 添い寝をする
  4. 音や光の刺激を 少なくする
  5. 環境を変える(通信制の学校に通わせる)
  6. 専門的な治療を受ける
  7. カウンセリングに相談する

 

診療科は、普段かかっている 内科(小児科)に 相談し 心療内科や 精神科の先生に 紹介状を書いてもらい 診察すると良いでしょう。児童精神科は、少ないため 予約が 取れにくい状況です。精神科(児童精神科)は、お子様と一緒に 受診します。


 

好きなことを 楽しめなくなる

勉強に集中できない

子供が うつ になると 集中できなくなります。記憶力も低下します。勉強する 気力もなくなります。子供でも 大人でも 嫌なことが あると 気分が 落ち込み 憂鬱になるものです。しかし 辛いこと 悲しいこと 落ちこんでしまう出来事も ご飯を食べて お風呂に入り ゆっくり睡眠をとることで 元通りに 元気になっていくものです。憂鬱な気分と うつの境界線は、憂鬱な状態が 何日も 続き 朝起きられない、夜眠れない日が続くようなとき。授業にも勉強にも 支障が出ます。


 
 

子供が 学校に通えなくなると 親は、焦ります。焦って なんとかして 学校に行ってほしいと 願います。必死になり 布団から 引きずりだそうとします。子どもが 「学校には行きたくない」と 泣き叫んでも  親は、無理やりにでも 登校させようとします。不登校には、原因があり 何が何でも 登校させたい と思う親と 何が何でも 学校に行きたくない 子どもの間で かみあうわけがありません。

 

子どもにとって 何が 原因かは、あとにならないと 分からないことが多いのですが 「うつ病」「新型うつ病」で 学校に行き渋ることもあるということを 親は もっと 理解しなければなりません。ほとんどの親が、子どもが うつ になるなんて 想像もしていないし、学校に行かないのは「わがまま」「甘え」と 攻め続けます。

 

でも もし 子どもがうつだったら 親が どんなに 登校させようと 必死になっても焦っても まったく 無駄なのです。

 

 

 

 

 


 
 
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うつ病は、誰もが かかる 心の風邪です。今は 大人だけでなく 子どもにも増えています。親や家族が うつ病のサインに気付いたとき 家族や親が できるサポートで 子供を支えていきましょう。