うつ病で 学校に行けなくなった子　もしかして小児 慢性疲労症候群（まんせいひろうしょうこうぐん）

元気がなくなり　学校に行けなくなった　Aくん。自分でも　はっきりした理由がわからないのに　学校に行けなくなる子は学校に通えない自分自身にも　落ち込んでいます。学年が　低学年であるほど　学校に行けない状態は、勉強ができない状態で　友達から　遅れを　とっているため　より一層　混乱します。そこに　親が　学校に通えていない事実に　苛立ったり　焦っていると　子どもは、八方ふさがりのような状態になります。

Aくんは、うつ病と診断されましたが　別の病院では、慢性疲労症候群（まんせいひろうしょうこうぐん）かもしれないと診断されました。症状も　、不眠、過眠、睡眠障害　思考力の低下　　疲労感と　うつ病と症状と　よく似ています。心身ともに　激しい疲労感があるのが　慢性疲労症候群（まんせいひろうしょうこうぐん）の特徴です。

Aくんの　お父さん、まじめで責任感が強く　融通がきかない面も・・
Aくんの　お母さん、神経質な　専業主婦　過干渉で過保護な部分がある
Aくんの　性格、まじめで几帳面　性格は、優しく　友達の数は、少ないが　仲の良い子は、何人か　いる。緊張しやすく　内向的　気が弱く声が小さい。

慢性疲労症候群（まんせいひろうしょうこうぐん）CCFS

成人の慢性疲労症候群(CFS)と子どもが　発症する小児型慢性疲労症候群（CCF)があります。慢性疲労症候群は、疲労や頭痛　めまい　息切れ　やインフルエンザのような症状（発汗　リンパ節痛）が　みられ　安静にしていても症状が　改善しません。短期的な記憶障害や　集中力が　続かない　テレビや　パソコンなどにも　集中できない　話したいことが　思い出せない　など　3ヶ月以上　同じ　症状が　続きます。

不登校で　学校に　行くことが出来ない・・　うつ病だと　思ったら　小児慢性疲労症候群だった　という話は、よくききます。うつ病　と誤診されることも　多い　小児の慢性疲労症候群（まんせいひろうしょうこうぐん）。CCFS。うつ病も　CCFSも　本人が、ガンバロウと　思っても　親や周囲が　応援しても　むずかしいことも　あるのです。朝　起きて　布団から　出て来れない。布団から　出ずに　無気力に　ぼーっとしている　好きだった　ゲームや　テレビにも　無関心になっていった場合　早めに　適切な　診察を受けることが必要です。